【Day3 レポート】QSはベスト4、プロジュニアはファイナル進出者が決定
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The Open surfing HYUGA PRO
全世界のサーファーが夢見るワールドサーフリーグ(WSL)のチャンピオンシップツアー(CT)。この世界最高峰のツアーは、トップ・オブ・トップの選手のみが出場を許される非常に狭き門です。そのCTに出場するためには、下部シリーズからポイントをためていく必要があります。
まずCTについて説明すると、出場できるのは男子が36名(ワイルドカード2枠含む)、女子が18名(ワイルドカード1枠含む)。シーズン半ばには一定のランキング以下のCT選手を削るミッドシーズンカットがあり、男子がランキング上位22位、女子はランキング上位10位に絞られまる。このミッドシーズンカットでCTに残っていれば、次のシーズンのCT出場が確定します。
CT出場資格を得るためには、毎年8月からスタートするチャレンジャーシリーズ(CS)でランキング上位に入る必要があります。世界各地で7戦を戦い、男子が10位、女子が5位までに入れば、翌シーズンのCT出場資格を手に入れることができます。
そして、CSに出場するためには、リージョナルごとに開催されるQSでランキング上位に位置する必要があります。日本が属するアジア枠では、男子が上位5名とワイルドカード1名含めた計6名、女子が上位3名とワイルドカード1名含めた計4名にCS出場資格が与えられるチャンスがあります。
ちなみに、2022年にアジアで開催されたQSは日本とインドネシアで各3大会、台湾とフィリピンで各1大会のみ。その一方で世界では75大会が開催されており、日本から世界への道を切り開くには、より多く、よりグレードの高い国内開催が必須となってきます!