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Day3 Report

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WSL QS3000 whitebuffalo HYUGA PRO(主催:whitebuffalo HYUGA PRO実行委員会 、主管:一般社団法人Surfing Japan Internationalが3月4日(土)に宮崎県日向市お倉ヶ浜で大会3日目が実施されました。この日はヒート時間が5分伸びて30分で争われ、女子がラウンド16からクオーターファイナルまで、男子がラウンド16まで終了しました。

波がコシ~ムネ、ほぼ無風でしたが、時折北からの風が吹くコンディションの中で行われた大会3日目。この日のラウンド16からシード選手がようやく登場した女子は、クオーターファイナルで熱い戦いが繰り広げられました。クオーターファイナルのヒート2では、池田美来選手と松田詩野選手が激突。whitebuffalo所属ライダー同士の対決は、池田選手がこの時点で大会シングルハイエストとなる7.25のグッドスコアをマークするなどトータル11.35を記録。2022年のISAワールドジュニアサーフィンチャンピオンシップ女子16歳以下の部で3位に輝いた15歳が、先輩の松田選手に競り勝ちクオリファイングシリーズ(QS)では自身初となるセミファイナルへ駒を進めました。

チャレンジャーシリーズ(CS)出場権を争うQSアジア枠ランキング1位の野中美波選手と同2位の都築虹帆選手もそろって準決勝に進出しました。野中選手は、2回戦で池田選手らを抑えてトップ通過すると準々決勝ではインドネシアから参戦するカイラニ・ジョンソン選手に快勝しました。また、2回戦をトップでラウンドアップした都築選手は、クオーターファイナルのヒート3で大会では自身初のエアリバースをメイクすると、着水時には思わず両手を挙げて歓喜の万歳ポーズ。このライディングが今大会シングルハイエストを塗り替える8.25のエクセレントスコアとなり、QSアジア枠ランキング3位の松岡亜音選手を振り切りました。また、昨季のチャレンジャーシリーズ(CS)に参戦した脇田紗良選手も順当に勝ち上がりを決めました。

なお、今大会で現役引退を表明していた須田那月選手は、ラウンド16ヒート1で3位に終わり敗退。16年の競技生活に幕を下ろしました。

一方の男子は、上山キアヌ久里朱選手が、4回戦で圧巻のパフォーマンスを披露して準々決勝に名乗りを上げました。4回戦のヒート3に登場した上山選手は、東京五輪5位入賞の大原洋人選手らと対戦。レギュラーの波で力強い3つのターンを決めて大会シングルハイエストに並ぶ8.25をマークすると、バックアップでも7.00を記録してトータルでも大会ベストに並ぶ15.25で1位通過を果たしました。

その他の男子では、ブロンソン・メイディ選手とカトゥ・アグス選手のインドネシア勢とフィリピンのジョン・マーク・トコンの海外組に加え、QSアジア地域ランキング4位の田中大貴選手と同8位の西慶司郎選手もベスト8に勝ち上がりました。

最終日5日(日)はファーストコール7時00分です。
LIVE配信は以下のページからご覧ください。
https://hyugapro.com/live/

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