【Day1レポート】ついに開幕! WSLジュニアアジアランキング1位の矢作と中塩が順当にラウンドアップ
「WSL QS1000 The Open Surfing HYUGA PRO presented by RASH」が7日、宮崎県日向市お倉ヶ浜海岸で開幕しました。大会初日は、男子クオリファイングシリーズ(QS)がラウンド32まで、女子QSがラウンド16まで行われました。
この日は男子QSのラウンド48からスタート。ヒート開始となった8時30分の波のサイズは、肩~頭。その中で、WSL2023ジュニアアジアランキング1位の矢作紋乃丞、同2位の長澤佑麿らがスムースなライディングで順当にラウンドアップしました。10時ごろになると北東の風が強まり波のコンディションも落ちてきて選手には厳しいコンディションとなりました。しかし、お昼ごろには風が落ち着き、波のサイズは胸~肩にダウンする中、ラウンド32ではヒート6に登場した矢作がエアリバースを成功。「あまりエアは狙っていなかったけど、良いセクションが来たのでやってみたら決まった感じ」と笑顔で振り返りました。この日のシングルライドのハイスコアとなる7.50をマークした矢作は、バックアップの4.50を合わせた計11.50で見事1位となりラウンド16へ駒を進めました。
一方の女子QSもドラマチックな展開が待っていました。ラウンド16のヒート3で、WSL2023アジアジュニアランキング首位の中塩佳那が登場。最初から「どの波に乗ればいいか迷いました」と明かしたように、残りおよそ2分あたりまでヒート内3位と得点が伸びず、ラウンドアップに暗雲が立ち込めました。しかし中塩は、「さすがに焦った」と告白しながらも、「自分ならできる」と気持ちを切り替え、4.85をマークする起死回生のライディングで3位から1位へ一気にジャンプアップ。ヒヤヒヤの展開ながらトップ通過を決めました。
その他では、先日にブラジルで行われたISA世界ジュニアサーフィン選手権から帰ってきたばかりの池田美来、WSL2023アジアジュニアランキング2位の川瀬心那も素晴らしいパフォーマンスを見せて勝ち上がっています。
また、「WSL The Open Surfing HYUGA PRO Jr.」もこの日からスタート。男女QS終了後に、男子のラウンド24が行われました。
なお、大会2日目となる8日のファーストコールは8時を予定しています。明日も次世代を担う若きサーファーたちの勇姿を特設サイトでライブ配信します。
https://hyugapro.com/live/
大会2日目のスケジュール(予定)
Men’s QS ラウンド16
Women’s QS ラウンド8
Men’s Pro Junior ラウンド16
Women’s Pro Junior ラウンド8
各20分ヒート
*波の状況次第で予定は変更される可能性があります。
Surfing Japan International Instagramアカウント
大会出場選手のインタビューはこちらからご覧いただけます!
https://www.instagram.com/sj_int/