NEWS

【Finals Dayレポート】矢作と川瀬がQS初優勝! プロジュニアは男子が酒井、女子が池田に戴冠

owner

大会4日目の10日は、「WSL QS1000 The Open Surfing HYUGA PRO presented by RASH」と「WSL The Open Surfing HYUGA PRO Jr.」の決勝が行われ、各ディビジョンの優勝者が決定しました。男子QSは矢作紋乃丞が、女子QSは川瀬心那が優勝を飾りました。矢作と川瀬はともにQS初優勝となります。また、プロジュニアは男子が酒井仙太郎、女子は池田美来が優勝しました。酒井はプロジュニアの大会で初めての戴冠、池田は10月に行われた「Tokunoshima Town Pro Jr.」に続く優勝となります。

男子QS優勝 矢作紋乃丞
女子QS優勝 川瀬心那
男子プロジュニア優勝 酒井仙太郎
女子プロジュニア優勝 池田未来

大会最終日となったこの日は、波のサイズがムネ~カタのコンディションの中、男子QSセミファイナルからスタートしました。ヒート1は、序盤から完成度の高いエアリバースを次々と決めるなど積極的に動いた“動”の鈴木仁に対して、じっと待ち構えて波を見極めていた“静”の大音凛太の対照的な戦い。大音は残り6分30秒あたりまで1本しか乗れておらず、逆転のために7.46が必要だったシチュエーションで、スムースな3つのターンを決める8.75のエクセレントスコアをマークして計15.80でファイナルへ駒を進めました。ヒート2では、矢作が自身4本目の波で8.0を記録。終始安定した試合運びで種子島出身の須田喬士郎を下し、決勝へ勝ち上がりました。

注目のファイナルは、30分のマン・オン・マンの対決。矢作、大音ともにQS初優勝を目指す一戦は、矢作がオープニングライドで5.75のエアリバースを決めると、その後も6.10、7.25と徐々にスコアを伸ばし、開始から10分も経たないうちに計13.35をマーク。その後はリードを保ったまま、追いかける大音の追撃を振り払いました。

矢作紋乃丞

女子QSセミファイナルのヒート1は、前日に行われたプロジュニアセミファイナルの再戦となった川瀬と池田の対決。川瀬は、惜しくも敗れたプロジュニアの教訓を生かし、序盤から積極的に攻めてファイナルへラウンドアップしました。セミファイナルのもうひと試合は、鈴木莉珠と佐藤李のマッチアップ。先日にブラジルで行われたISA世界ジュニアサーフィン選手権でともに日本代表として戦った両者のヒート2は、終盤まで息もつかせぬデッドヒートが繰り広げられる中、最後に笑ったのは鈴木。川瀬が待つファイナルへ勝ち上がりました。

川瀬と鈴木の対決となったファイナルは、川瀬が開始直後に2マニューバーで6.0をたたき出すと、鈴木も深いボトムターンからの1ターンで5.25を出して応戦します。両者はその後なかなかスコアを伸ばせませんでしたが、2本目に4.25を出した川瀬が鈴木をおさえて、勝利しました。

川瀬心那

男子プロジュニア決勝は、酒井と浜矢凪の一戦。次世代を担う若きサーファーの対決は、酒井が1本目でバックサイドの波をつかみ、いきなり8.75のエクセレントで好発進。残り2分を切ってからもレフトの波でバックアップを7.0に伸ばすなど終始優位に試合を運びました。酒井は、今大会のプロジュニアディビジョンのトップ5スコアのうち4つをマークする圧巻の勝利でした。

酒井仙太郎

女子プロジュニアのファイナルは、池田と中塩佳那が顔を合わせました。女子QSセミファイナルでは思うように波をつかめず敗退した池田でしたが、ここでは序盤から攻めの姿勢。開始から13分ほど過ぎた中盤には5回のターンを決めて7.50のベリーグッドスコアを出して、中塩にプレッシャーを与えます。勝利への意欲を燃やす池田は、最後まで果敢に挑み続け、終盤にはプライオリティをうまく使って中塩を封じる完ぺきな試合運びでした。

池田未来

大会結果 ※敬称略

男子QS

優勝 :矢作紋乃丞(やはぎ・もんのじょう)
準優勝:大音凛太(おおおと・りんた)
第3位 :鈴木仁(すずき・じん)
第3位 :須田喬士郎(すだ・きょうしろう)

女子QS

優勝 :川瀬心那(かわせ・ここな)
準優勝:鈴木莉珠(すずき・りた)
第3位 :池田美来(いけだ・みらい)
第3位 :佐藤李(さとう・すもも)

男子プロジュニア

優勝 :酒井仙太郎(さかい・せんたろう)
準優勝:浜矢凪(はまや・なぎ)
第3位 :永谷オダイ(ながたに・おだい)
第3位 :岡野漣(おかの・れん)

女子プロジュニア

優勝 :池田美来(いけだ・みらい)
準優勝:中塩佳那(なかしお・かな)
第3位 :川瀬心那(かわせ・ここな)
第3位 :佐藤李(さとう・すもも)

記事URLをコピーしました